前回は「カメラボディ」のお話でした。
今回は「レンズ」のことを書いていきます。
レンズ
説明するまでもなくレンズです。
こちらも各部の名称を知っておくと通っぽいので少し説明しておきますね。
だいたいのレンズは「レンズ本体」左側と「レンズフード」右側で構成されています。
この「フード」はレンズに極端に斜めから光が入るのを防ぎます。なぜかというと極端に斜めに入った光はレンズの中で乱反射をして悪さをするからです。また、フードを付けておくことにより直接ぶつけたり、汚れがついたりするのを防いでくれます。たまにフードを逆さに付けたままの方を見かけますが、もったいないしかっこ悪いのできちんと付けましょう。
レンズ正面
一番前のレンズを「前玉」と呼びます。
レンズ後面(マウント側)
一番後ろのレンズを「後玉」といいます。
ちなみにカメラボディにレンズを付けるときには赤い印を合わせて装着します。
金色の鉄の金具の部分を「接点」と呼びます。カメラメーカーによって形状が違います。
側面
下の方にあるスイッチが「AF切り替えスイッチ」です。
オートフォーカス(カメラがピントを合わせてくれる)とマニュアルフォーカス(手動でピントを合わせる)を切り替えます。
レンズによっては「手ブレ補正スイッチ」などが付いているものもあります。
例によって言葉は知らなくても写真は撮れますので気にせずに。
フードだけは正しく装着しましょう。
焦点距離
このレンズのフチに「50mm」と記載されていますね。
こちらのレンズにも「18-200mm」と記載されていますね。
この「〜mm」というのを「焦点距離」といいます。
焦点距離というのはカメラボディのセンサーからレンズの焦点までの距離です。
といっても「何がなんだか」ですよね。
ですので、理屈は置いておいて、数字が低いほうが画角(視野角)が広く、数字が大きほうが望遠と覚えてください。
区分けをするとこんな感じです。
14mm〜24mm 超広角
24mm〜35mm 広角
35mm〜50mm 標準
50mm〜100mm 中望遠
100mm〜300mm 望遠
300mm〜600mm 超望遠
同じ位置に立って撮影した場合に
これが「30mm」です。
そして後ろのサイに寄って「200mm」です。
ちなみに焦点距離が「50mm」とか「35mm」とか一つの距離しか記載されていないものを「単焦点レンズ」(焦点が一つのレンズ)といい「18-200mm」とか「70-200mm」とか複数記載されているものを「ズームレンズ」といいます。ちなみに「18-200mm」と記載されているものは18mmから200mmまで変動させることが出来ます。
「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」、どちらにも長所、短所があり撮影場所や、被写体、撮影状況等によって使い所が変わってきます。さらに「マクロレンズ」や「明るいレンズ」、「超広角レンズ」や「超望遠レンズ」など
種類も沢山あり、「あのレンズが必要」、「ここではこのレンズ」、「やっぱりあのレンズ」等、妄想が始まります。
そう、これが「レンズ沼」の始まりです。
私はもう首まで浸かってますので、皆さんを沼に引きずり込むべく
次回は、もっと詳しくレンズの種類を紹介したいと思います。
それでは「沼の底」で待ってます!
↓16mm「超広角レンズ」です。