おそらくコーヒーがほんとに好きだ!という方は、
自宅でドリッパーやコーヒーメーカーを使って、コーヒーの豆や粉も買って飲まれていますよね?
でも、そのコーヒー豆の保存ってどうしてますか⁇
なんとなく冷凍庫に入れればいいやーとか買った時に入っていた袋に入れっぱなしみたいなお話をよく聞きます。
今回は僕のオススメのコーヒーの保存方法についてお話していきたいと思います。
いつまで置いてても大丈夫。
悪くならないものでしょ?
といった感じで保存製品と思われがちなコーヒーですが、実は”生鮮食品”なんです!
つまり保存製品ではないのでコーヒーは時間と共に劣化し酸化していくと味や風味はどんどん落ちていきます。
もしかしたら、今まであまりコーヒーを美味しく感じた事がない方は、
状態のベストではないコーヒー豆で飲んでいたのかもしれません。
コーヒーはカビたりしない限り、酸化や劣化の様子が目に見えないので、
せっかくこだわって買った豆の美味しさをキープするための正しい保存法を知っておくことは非常に大切です。
缶入りコーヒーと袋入りコーヒーで保存方法が違う!?
基本的にどちらも開封前は常温で保存します。
では問題は開封後はというと、
缶入りは当たり前ですがしっかりと蓋をすることが大切。
日々の事なのでなんとく習慣(くせ)で蓋をゆるっと閉めて終わってしまう方も多いのではないでしょうか?
蓋が緩いと新しい空気に触れ続けるので、
酸化がどんどん進みコーヒーの味とも言える風味が失われてしまいます。
袋入りは袋の口をしっかりと閉め、”袋ごと”密閉容器にいれて冷蔵保存です。
袋のスペックにもよりますが、袋には目には見えないレベルで隙間があるので、ただ置いておくと自然酸化を起こして上記同様の劣化が進みます。
できればガラスの密閉容器に袋ごといれるか豆や粉をそのまま移し替えても良いかと思います。
豆と粉のそれぞれの保存方法
粉の状態で購入しているなら冷凍保存。
挽く前の豆なら1週間ほどで飲みきれる量で常温保存、もしそれ以上の量だったら冷凍保存がオススメです!
なぜ粉と豆で保存方法が変わってくるかというと、『豆は1gで5~6粒』なのに対し、『粉1gの粒子数はなんと約3100粒』。
これは単純に粉にする事で豆より表面積が多くなり空気に触れる部分が多いという事です。
もうおわかりの通り、コーヒーは空気に触れると劣化します。
なので粉は冷凍保存がオススメなのです。
冷凍した豆を使用する時ですが、解凍する必要はなく常温の豆や・粉と扱いは同じでOK。
ただ、冷凍庫から取り出したらすぐに挽くなり淹れるなりしてください!
なぜなら時間が経つと温度上昇のために劣化が早く進んでしまうからです。
なので”保存するときのポイント”は、できる限り一回で使う分量して分けておくことと、余分な空気をしっかりと抜くことの2点です。使用する分を小分けに保存すれば、予備で保存しているコーヒーへのダメージを防ぐことができます。
最後に保存する際の容器についてです。
なんで密閉容器なのかというと、コーヒーは冷蔵庫の中の他の食品の匂いや湿気を吸収してしまうので、密閉容器にいれる必要があるんです。
そして空気に触れさせないためです。
珈琲豆専用の容器や保存瓶は見た目がオシャレなものも多いので少量の保存なら、インテリアとして飾ってもいいかもしれませんね!
密閉できる容器ならばタッパーやジップロックなどでも十分です。
ただし、気をつけてほしいのはいくら完璧な保存方法といっても保存はあくまでも保存。
最初に話をしたように”生鮮食品”になりますので、一定の美味しさをずっと保つことはできません。
味や風味保てる保存できる期間の目安として粉なら2~3週間、豆なら1~2ヶ月を目安にしてください!
参考にしていただけたらうれしいです!
それではステキなコーヒーライフを~