『今日どうしますか?』という、美容師からの地獄の質問。

【美容室でのカウンセリングって・・・】

一般的に、サロンに行くと必ず最初にカウンセリングという時間があると思いますが、

最近は色んなサロンのやり方があるものの、とりあえず今回は一般的な…の話です。    

まず、カウンセリングブースやセット面にご案内されます。

そして担当者があいさつをして、
次に繰り出される地獄の質問。

『今日はどうなさいますか?』

地獄です。

そしてここから…

今日どうします?
長さどうします?
量どうします?
前髪どうします?
色どうします?
パーマどうします?
トリートメントどうします?
YOUはDOします⁉︎

って、もうそんなに質問しないで!ってなりますよね。

【お客様から見たカウンセリング】

美容師側からしたら当たり前になってしまってるルーティン。

しかし、お客様からしたらどうでしょう?

美容師:

『今日どうしますか?』

……
えっ、何を⁇⁇

ってなります。

美容師は何も考えずに多分、
今日の髪型どうします?

って意味だと思いますが、

そんなに流暢に美容師に分かってもらえるように説明出来るお客様っていませんよね?

お客様の本音は、
何をどうするか聞かれてるのかがわからないんです。

カットをどうする?
カラーをどうする?
前髪どうする?
毛量をどうする?
トリートメントするかかな?
くせ毛をどうしたいかかな?
雰囲気を聞かれてるのかな?
飲み物聞かれてんのかな⁇

頭の中はこんな感じになっちゃう人が結構いるんじゃないでしょうか? 

何をなんて答えたらいいかわからない。

聞き方がざっくりしすぎてる。

僕の中ではこの質問していい相手は、すでに何回も担当させてもらってて、

信頼関係が完全に出来上がってるのと、
(コンプレックスをお互い話せる関係)

カット、カラー、パーマなどの履歴が全て自分でやった状態になってるお客様だけだと思ってます。

中には、
自分の髪の特徴や髪の状態をよくわかっていて、

自分のなりたいヘアスタイルも色もはっきり伝えて来てくれる方もいるでしょう。

でもほとんど方は
予約ではカットとカラーってだけ言ってても、

毛先傷んできたから。
量増えたから。
根元伸びたから。
色抜けたから。
2ヶ月経ったから。

ぐらいの理由しかない。

それがどういうヘアスタイルで、どんな色でなんてはっきり決まって予約してる方は少ないはず。

【お客様の求めるカウセリングとは⁉】

本音は、

新しい色あるのかな?
トリートメントもした方が綺麗になるのかな? 
とか、
カットとカラーって予約したけどパーマもかけたいな。
でも時間枠があるだろうから言うのダメかな?
なんか椅子に座ったらゆっくりしたくなってヘッドスパもしたいなぁ〜ダメかな〜?

みたいな感じだと思います。

お客様からしたら

『どうしますか?』

に対して答えたい本音は、

かわいくしてくださいっ!
キレイにしてくださいっ!
気分変えたいっ!
癒されたいっ!
お任せしますっ!

ではないでしょうか??

僕らはこういう事を踏まえた上で
目の前のお客様との、

担当回数・距離感・信頼関係を計って

カウンセリングにかける時間や質問の仕方に気をつけなきゃいけないなと思います。

出来れば質問はお客様の本音(要望・悩み)を全て引き出した上で、

時間、費用、ダメージリスク、自宅での再現性など、
色んな角度からの提案をしっかりして、お互いに納得した上で安心してもらって
施術に入りたいですね。

お客様は『どうしますか?』ではなく、美容師からの『提案』を待っているのではないかと。

プロフィール樋口祐次郎

関連記事

  1. ショートやボブで一番の失敗は、

『短くして老けて見られた』

です。


    美容室で失敗しないボブのオーダー方法を詳しく教えます!(写真解説付き)

  2. 【現役美容師が教える】美容室でカットを失敗されない為に注意する事。

    【現役美容師が教える】美容室でカットを失敗されない為に注意する事。

  3. トリートメントは何をやればいいの⁇って話

    トリートメントは何をやればいいの⁇って話

  4. 自分に似合う髪の長さって知ってますか?

    自分に似合う髪の長さって知ってますか?

  5. オジサン肌にならない為のメンズスキンケア①

    オジサン肌にならない為のメンズスキンケア①

  6. オバさんくさいに髪にならない為に知っておいた方がいい話

    オバさんくさいに髪にならない為に知っておいた方がいい話