湿原戦場ヶ原

ここが関東なの！？

2020年のトラウトシーズン！気がつけばあっという間に過ぎ去り、ワタクシの中禅寺湖釣行は結局２度出向いて終わりました。

言わずと解るコロナですよね。貴重な限られた釣行の中でレイクトラウトにも無事出会えて、前向きに来シーズンへと期待を膨らませたいところです。

そして貴重な2回目の釣行でありますが、戦場ヶ原という地名を聞いたことがあるでしょうか？

いろは坂を登り中禅寺湖に至りますが、湖を左に眺めさらに上へとクルマを走らせます。
山が突然開け平地の湿原が現れます。そしてそれを遠くから囲むようにさらに気高い山々。

お得意のドラクエで例えさせて頂きますと、さしづめシリーズ2作目、鬼畜のダンジョンを抜けてたどり着いたロンダルキアの台地というところでしょうか！
しかしご安心を・・・そこには悪霊の神々はおらず、山の神様が戦った神話（昔話）が残る絶景があるのみです。

今年の限られた釣行２度目はその湿原を流れる渓流、湯川へと向かったのです。

不思議の世界　【湯川】

アニメの世界感
地理的に想像がつくと思いますが、湯川は中禅寺湖に至ります。湯川の上流には湯の湖があります（ワタクシまだ湯の湖にはチャレンジしていませんので詳しくはその後に）実際に湖としての広さは無いので湖には数えられないようですがこちらもトラウトフィールドです。湯の湖から流れ出て湯滝の瀑布から湯川に注ぐのですね。

そしてワタクシ達はその湯滝から入渓して釣り下るスタイルをとっています。
湯滝には滝を観覧できるそしてなによりその魚体の美しさ！まさに渓流の宝石という表現がピッタリです。
湯川の複雑な流れは自分の釣りスキルも上がるし自然の癒しに心洗われ至れり尽くせり！台、レストハウスなどもあり、湯川に沿って楽しめる遊歩道の入り口ともなっています。
つまりは釣りをしなくても満喫できるハイキングコースでもある訳ですが※※※クマ除けの鈴や虫除けは必須でお願いしますね

ひとたびその流れと共に歩き始めるとその渓そうに自身の感覚が囚われていきます。
目の前に広がる風景はまるでアニメの世界の実写！スタジオ○○○の、もののけ○な世界を思い出させる光景にも思えて中禅寺湖とはまた違った異世界感を感じて貰えるかも知れません。

湯川の宝石

宝石箱に踏み入れる
湯川の釣り、この川には上流の湯滝から流れ落ちできた渓流には似つかわしくない大型トラウト、定番なウグイなど大小様々に魚種おりますが、釣り人のお目当ては？
ずばりブルックトラウト（カワマス）でしょう

ブルックトラウトはレイクトラウトのようにここにしかいない！というほどでは有りませんが、国内の生息域は少なめで湯川はキャッチ&リリースが原則となっています。

そしてなによりその魚体の美しさ！まさに渓流の宝石という表現がピッタリです。
湯川の複雑な流れは自分の釣りスキルも上がるし自然の癒しに心洗われ至れり尽くせり！

渓流話でよく先行者が居たから釣れない！渓流は釣り降ってはダメで登りながら！などと言いますが、先行者いるなりの釣り方をすれば魚は出てくれる。降っても魚には魚の世界があってポイントに打てば出てくれる。言い訳してたんだな自分・・・と教えてくれる川と言うのがワタクシの中での湯川なのですね。