もくじ
こだわりのコーヒーとは?
よく目にしたり耳したりするけど、こだわったコーヒーはほんとに美味しいのか?
そもそもこだわりのコーヒーってなんなのか?
今回はその辺に切り込んでいきたいと思います。
美味しいコーヒーの定義とは
まず、コーヒーの味を決める要素を簡単におさらいしていきましょう!
- 焙煎してからの鮮度(日数)
- 焙煎具合
- 産地による豆の味わいの特徴
- ブレンドの割合
- 挽き具合
- お湯の温度
- お湯の量(豆の量に対して)
- 淹れる水の種類
- ドリップの方法
- 淹れるテクニック
ets…
まあこんなもんでしょうか…
こだわればもっとありそうですが…
あれ?こだわればって言っちゃってる…
そう、こだわればキリがないんですよ。
例えば細かい事でいうと、
ペーパードリップの場合、漂白されてる白いペーパーで淹れたコーヒーと、漂白されてない茶色いペーパーで淹れた時では、その他同じ条件で淹れても味が変わります。
漂白されてない茶色いペーパーだと味覚が繊細な方は、紙臭さがコーヒーに移ったのに気付いてしまうんですよね。
つまり美味しいコーヒーの定義なんていうものは存在しない訳です。
飲んだその人がその時美味しい!と感じたらそれが正解でそれが美味しい。
それでいいんです!!
自宅で手入れのドリップコーヒーを始めたい方へ
仕事柄、「美味しいコーヒーの淹れ方知りたいです」
と聞かれ事があるんですが、淹れ方となるとちょっと難しい。
なかなかハードルが上がりすぎて、すぐ始められないのでそんな方へ1つだけ絶対条件としてアドバイスする事があります。
《焙煎後の豆の鮮度》
これです。
これだけは絶対。
コーヒー豆を購入する時に、
【値段の高い豆=美味しい】
と思っている方も多いと思いますが、値段と味は必ずしも比例しません。
単純に希少性だけで高級な値段になっているものがほとんどなので美味しいと感じる豆というのは、
自分の嗜好や味覚とマッチした。
という理由で美味しく感じてるんですね!
コーヒーは風味8割り
焙煎後の鮮度と言いましたが、コーヒーの香りというは美味しさを感じる重要な要素になります。
生豆を焙煎機で焙煎した直後から、豆の酸化が一気に進みます。
酸化が進むとどんどん風味が損なわれて、その豆の良さ(鮮度)が下がっていく訳です。
更に、粉にしてしまった状態からはその豆の本来の良さ(風味)が2日と持ちません。
美味しいコーヒー豆を購入する時のポイント
よくどこの産地の豆が美味しいですか?
と聞かれる事もあるんですが、
産地(銘柄)については特徴がそれぞれあり、
美味しく感じるのも苦手なのも個人差があるのであえて今回は書かない事にします。
1.粉になってない豆の状態のもの。
2.自家焙煎など、その店内で焙煎できる環境のあるお店。
3.定員さんがちゃんと豆の特徴を聞いて答えてくれるお店。
4.オリジナルブレンドというものがあれば自分の口に合う店のものを見つける。
5.コーヒー初心者であれば、ストレートの豆よりブレンドがおすすめ。
などなど。
あくまで一例ですが、この5つを抑えて購入すれば大外れは無いかと思います。
まとめ
《こだわりのコーヒー》というものに定義はありません。
つまり、美味しいコーヒー=こだわり
とはならない訳です。
基本的にコーヒー豆を販売してるお店はどこもそれぞれこだわりというものがあるので、
こだわってるから美味しいだろうというのではなく、
美味しい豆の条件をある程度頭に入れて、その中から自分の口にあったら豆やブレンドを見つけられるといいですね!