こんにちは!
本日は前回の続編になります。
よろしくお願いします。
それでは早速、、、
テニスの基礎知識編②いってみましょう!
今日のポイントは試合の流れです。
テニスは、ポイントの取り合いで試合が進行していきます。
ポイントを積み重ね、4ポイントを先取したら1ゲームを獲得できます。
ただし、2ポイントの差をつけない限りゲームが終わらず、お互いに3ポイントの同点になったときはデュースと呼ばれ、そのあと2ポイント差がつくまでゲームは続きます。ゲームは、試合前にコイントスで最初のサーブ権を獲得したプレーヤーのサービスから始まります。
プロの試合ではコイントスが行われますが、普段の試合ではサーブ権を決めるためにラケットのグリップエンド部分を使用し、トスという方法を用います。
その時に使われる用語がラフとスムースです。
ラフ…ラケットのグリップエンドに書かれいるメーカーのマークが正規と真逆の時に使う用語
スムース…ラケットのグリップエンドに書かれているメーカーのマークが正規の方向の時に使う用語
どちらか一方がラケットを回しながら地面に落とし、その時に出たグリップエンドの向きによってサーブ権が決定します。
ラケットを回す方は、回す前に「ラフ(裏)orスムース(表)?」や「which?」と相手に聞き、相手がラフ(裏)かスムース(表)のどちらかを伝えます。
その後、ラケットを回し、出た方向がスムースかラフかを回した方が相手に見せてサーブ権を決定するという流れになります。
上の写真の場合、スリクソンというメーカーになりますので、(S)が正しい向きである下側がスムース(表)。
反対向きになっているほうがラフ(裏)になります。
当たったほうがサーブかリターンを選択できる為、自分が得意なほうから試合をスタートする事ができます。
基本自分から打ち始めることができるサーブ側を選択することが多いですが、私はリターンの方が得意なのでリターンを選択することが多いです。
試合がスタートすると1ゲームごとにサーブ権を交代し、先に6ゲーム取った方が1セットを獲得します。
テニスでのポイントは、1,2,3と増えていくのではなく、独自の呼び方があります。
0ポイントのことをラブ、1ポイント目は15(フィフティーン)、2ポイント目を30(サーティー)、4ポイント目を40(フォーティー)と呼びます。
【ここで豆知識!】
テニスのポイントの数え方は時計そ示していると言われています。
迷ったときは、時計盤を思い浮かべましょう!
と言いたいところですが、3点目にご注目ください!
45分の所でフォーティーファイブと言いたいところですが、テニスではフォーティーになります(笑)恐らく長くて呼びづらいために、40(フォーティー)になったのだとは思いますが詳しい理由は私もわかりません!(笑)
表にあるように、15-15のような同点の場合は「フィフティーン・オール」のように「オール」を付けます。
そして、前述のように3ポイントでの同点の場合は「フォーティー・オール」ではなく「デュース」と呼びます。
デュースの後にポイントを取るとアドバンテージとなり、次のポイントを取ればゲームを獲得できます。
サービスをする側(サーバー)がアドバンテージの場合は「アドバンテージ・サーバー」となり、レシーブをする側(レシーバー)の場合は「アドバンテージ・レシーバー」となります。しかし、その次のポイントを取れなかった場合は、またデュースに戻ります。
ちなみに、ポイントはサーバーから先に数えてコールされます。
例えばサーバーが2ポイント対レシーバー1ポイントの場合は、30-15(サーティー・フィフティーン)となります。
試合は、ポイント ⇒ ゲーム ⇒ セット ⇒ マッチ の順に進行していきます。
4ポイント先取をしたらゲーム獲得となり、更に6ゲームを獲得したらセットを獲得となります。
ゲームは1,2,3と増えていきますが、ポイントと同様、獲得ゲーム数が相手よりも2ゲーム上回らないとセットを獲得できません。
そのため、ゲーム数が5-5になった場合は、6-5では終わらず、その2ゲームを連取しなければセット獲得となりません。
ただし、6-6になった場合、通常タイブレークが行われ、その勝敗でセット獲得者を決めます。
ここで新たな問題が生じます。
そう、【タイブレークとはなんぞや】と、、、、(笑)
ご説明させていただきます。
野球でいうところの「延長戦」。9回の裏でも同点だと延長戦になりますよね。
それと同じです。
タイブレークはゲームカウントが6-6となった場合に行われます。
それまでの試合進行とちょっと違って、0、15、30とスコアは増えず、1ポイント、2ポイントと増えていきます。そして、先に7ポイントを取った方がそのゲームの勝者、つまりセットを取ることになります。
ただし、ここでも出てくるのがテニスの掟「2ポイントの差」。
つまり、タイブレークでも「6-6」となった場合は、そこから先、2ポイントの差をつけて勝たなければなりません。
ですので、タイブレークかつ「6-6」となってからは、気力と体力の勝負となるのです。