前回はカメラがあると日常生活が変わる(私自身の経験談)、楽しくなる、
素敵な思い出が残せる、シャッターチャンスは待ってくれない等、
「カメラ沼」への誘惑の記事でしたが今回は具体的に機材の話を書いていきます。
もくじ
カメラボディ
一眼カメラはレンズを外して交換することが出来ますが、レンズに対してカメラ本体側を「ボディ」と呼びます。
各部の名称を知っておくと通っぽいので少し説明しておきますね。
正面から
左がCanon EOS KISS X7、右がCanon EOS 5D Mark Ⅲ です。
レンズをはめ込む丸い銀色の部分をマウントと呼びます。
カメラメーカー各社ごとに仕様が違っていて、その仕様にあったレンズしか付けることが出来ません。
例えばキヤノンは「EFマウント(イーエフ)」、ニコンは「Fマウント(エフ)」などと呼びます。
そのマウントの中に見えるのが「レフ(ミラー)」です。このカメラは「レフ」があるのでいわゆる「一眼レフ」です。最近増えてきた「ミラーレスカメラ」はこの「レフ」がありません。
さらに、この「レフ」の後ろに「センサー」というものがあり、そこで画像を写し取っています。
後ろから
覗いて見る部分を「ファインダー」といいます。
だいたい、一眼レフの場合は「光学ファインダー(OVF)」、ミラーレスカメラの場合は「電子ファインダー(EVF)」となっています。
なにも写っていませんが黒い平らなところが「背面液晶」です。
撮った写真を確認したり、設定を変えたり出来ます。
上から
真ん中の銀色の部分を「ホットシュー」とよびます。
ストロボ等を付けるところです。
左から
丸い大きいボタンが「シャッターボタン」です。
その下の握る部分を「グリップ」といいます。
カードスロット
それぞれの機種によって場所は違います。
主に使われる「記録メディア(記録カード)」は「SDカード」が大半で、上位機種だと「コンパクトフラッシュ(CFカード)」などがあります。
下から
「バッテリースロット」と三脚用のネジ穴があります。
それぞれの機種、メーカーによって違う部分もありますが大体はこのような感じになっています。
知っていると通っぽいというだけで知らなくても写真は撮れますので気にしないでくださいね。
APS-Cとフルサイズ
先程の写真ですがマウントの中のミラーをよく見てください。
大きさが違いますよね。
そうなんです、同じキャノンのカメラですがセンサーの大きさが違うんです。
センサーサイズにも呼び方があって左側が「APS-C」、右側が「フルサイズ(フルフレーム)」と呼びます。
一般的に「APS-C」が入門機種、普及機種、「フルサイズ」が上位機種、プロ機種。
価格も、だいたい「APS-C」<「フルサイズ」となっています。
画質に関しても「APS-C」<「フルサイズ」とはなりますが、一般的なスマホのカメラのセンサーと比較して「APS-C」は約13倍、「フルサイズ」は約30倍の大きさがあります。
ですから、「APS-C」でも十分に綺麗な写真は撮れますし、さらに上を目指すのであれば「フルサイズ」となります。
ちなみにこちらが「APS-C」
こちらが「フルサイズ」です。
あまり分からないですね。
「APS-C」と「フルサイズ」の違いで「画角」、「ボケ量」、「高感度」、
「階調」など違いは色々とありますが、その辺はレンズとの組み合わせで変わったりもしますので追々ということで。
おすすめカメラボディ
基本的に現行の機種であれば大差はないと思います。
あえて上げる、私個人が気になっているという観点からおすすめすると、
「APS-C」では
キヤノンのエントリー向け一眼カメラ「EOS Kiss X9」
度々、写真に出てくる「EOS Kiss X7」の後継機です。
なんといっても、小さいです。軽いです。子供でも楽々使えます。
価格もレンズが2つ付いて¥64,280〜とそこまで高くないと思います。
これはX7です。
「フルサイズ」では
キヤノン 「EOS 6D Mark II ボディ」かなって感じです。
かなって感じなのは、最近、各社「フルサイズミラーレス」を続々と発表しているからです。
でも、私個人としては「光学ファインダー(OVF)」が好きなので「EOS 6D Mark II ボディ」をおすすめします。
「フルサイズ」としては価格も控えめです。
「フルサイズミラーレス」で気になるのが、やはりソニー「α7Ⅲ」です。
もう。飛ぶ鳥を落とす勢いです。
子供や犬の瞳に自動でピントが合います。凄いですね!
優良な中古ショップが沢山あるので最初は中古でも良いという方は私も使っているキヤノン 「EOS 5D Mark Ⅲ 」オススメです。
プロの写真家も使っている方が多かった機種で、一世代前のカメラですが、カメラとしての基本性能は言うことありません。
今、カメラ業界は「一眼レフ機」が「ミラーレスカメラ」に移行しつつあるハザマの時期です。
でも、カメラ業界、最大手のキヤノンは来年、一眼レフのフラッグシップ機、「EOS 1D X Mark Ⅲ」を発売します。
私個人としては「一眼レフ機」と「ミラーレスカメラ」の共存が望ましいのですが…
今回は、「カメラボディ」について書きました。
専門用語が多くなってしまいましたが、知らなくても写真は撮れます!
次回はもっと深い「レンズ沼」で待っています。