足元を変えるだけでオシャレに
「おしゃれは足元から」よく聞く文言ですが、確かにファッションに興味を持つと納得のいく言葉。
足元の印象で全体のスタイリングが決まるといっても過言ではありません。
昨今のトレンドの流れで、スニーカーを履かれる方が多いのは事実。
確かに、履きやすくスタイリングのしやすい汎用性の高さからくる部分も大きいと思います。
ハイブランドなどからも一足数万円というスニーカーもでているのも頷けます。
では、どんな印象の違いがあるのでしょうか?
スリッポン型のスニーカーを履いたセットアップのスタイリング。
足元がカジュアルな分、全体の印象が柔らかいものに。
カジュアルなショーツのスタイリングにドレスシューズを履くと上品な印象に。
シューズを変えて大人っぽくスタイリングしてみてはいかがでしょうか?
もちろんセットアップのスタイリングは、落ち着いて見えるのは当然かと思いますが、カジュアルな印象の強いショーツのスタイリングですら落ち着いた印象を与えてくれるドレスシューズ。
もちろんその方の雰囲気や印象でスタイリングをするのがおすすめですが、足元だけに焦点を当てればこれだけの印象の違いになってきます。
少しずつ、「ドレスシューズもいいなぁ」と思われる方も増えてきたのではないでしょうか。
このタイミングで、私が今、気になっているブランドをご紹介。
あくまでも、これを買ってくださいというものではなく、興味の側面、こんなブランドもあるのか、ほかのブランドとの違いを知っていただけたら幸いです。
ファッションに興味をもって、楽しむことがいちばんですから!
イギリスのこだわり抜かれたブランド
はじめてにしては、なかなか好きな方でないと知らないマニアックなブランドですが、知っていれば、一目置かれるブランド。
Boudoin&Lange(ボードインランジ)。
ファッション業界の方はご存じかもしれませんが、実際「なんだそのブランドは?」という方が多いのではないでしょうか。
私も、ブランド名を聞いたきは、どんな国のブランドかもわかりませんでした。
300年以上の歴史を持つといわれるベルジャンシューズというルームシューズからインスパイアされたものらしいのです。
名前の由来は、ブランドの創設者のBoudoinさんとLangeさんであるからとのこと。
ちなみに、イギリスのブランド。
では、「ベルジャンシューズとは?」と気になった方には、簡単に説明を加えます。
通常のローファーだとモカシン縫いが、多い中、こちらのローファーは、パイピング処理されていおり、より一層、上品な印象が特徴的。
よりエレガントに、上品に大人の足元を飾ってくれます。
見た目の通り、薄いソールで履き心地が悪いのではと感じられると思いますが、薄いインソールの中にクッション性のある底材を使用しているんので思ったよりもクッション性が高です。
足を入れると吸い付くような履き心地。
レザーも最高品質のきめの細かいものを使用。
一つ一つ手作業で作られている非常に魅力的な一足。
取り扱いのあるお店に行った際はぜひとも試していただきたい逸品。
こんな視点で見ていくと一つ一つのアイテムの魅力が伝わってくると思います。
ブランドの背景、工程、素材などを考えることはファッション好きにとって至福のひと時。
これからも、そんな魅力を伝えていければと思います。
ではまた次の機会に。