SUPER GT ROUND7 スポーツランドSUGO GT300kmRACE 後編

個人的推しは、やっぱり「MAX 織戸」選手です。

それでは「中編」に引き続き、後編をお楽しみください。

前回はSUGOの歩き方や、サーキットでの注意点などをお伝えしてきましたが、今回最終版はSUPER GTをさらに楽しむために、特別な催しとレースシーンを画像多めでご紹介します。

SUPER GTをいろいろ楽しむ!

まずはレース以外の楽しみ方といえば、「ピットウォーク」や「グリッドウォーク」です。
これらは観戦チケットのほかに、それ専用のチケットが必要になり、結構贅沢なイベントとなります。しかしせっかくのSUPER GTですので、間近でマシンを見たり、ピット内の様子、サポートしているメカニック、レースクィーンの姿なんかも見ることでかなりテンションがアップします。

まずはピットウォークが始まるまでの長蛇の列!
SUPER GTをいろいろ楽しむ
このクラスのレースになると1時間以上並ばないと早めの入場ができませんので、時間つぶしのアプリと、忍耐を持ち合わせご参加ください。

勿論、入場しても大混雑。
ピットウォークが始まるまでの長蛇の列
SUGOのピットは全長200mくらいあるのですが、身動きが取れない状態です。そりゃそうです、全国からGTファンが一気に集結するのですから。よって小さなお子様やパートナーとともに入場する際には、万が一はぐれることも想定して待ち合わせ場所とその時間をあらかじめ決めてから入場されることをお勧めします。

さあ、お待たせの各チームのピット前。

迫力あるマシンがレース開始を待っています。


まさに「レース」をするためだけに生まれたマシン。無駄なものは一切ない作りです。


チームによってはドライバーの直筆サインをいただけます。
個人的推しは、やっぱり「MAX 織戸」選手です。
私たかぎの個人的推しは、やっぱり「MAX 織戸」選手です。

ある意味!?お楽しみ。

レースクィーンのお嬢様方。マシンよりも人気あります。


なが~いレンズ付きのカメラ愛好家さんたちが我先にシャッターを押しています。


レースクィーンの方々は「撮られるのが仕事」ですから、どんなタイミングでも素敵な笑顔を振りまいてくれます。これ、本当にプロ意識ですよ。

ここで素人でも素敵な写真を残すなら!を伝授!!!
「愛好家さんたちの真後ろでカメラやスマホを構えることです。なぜなら、愛好家さんたちはレースクィーンの方々の目線やポーズを要求するのに手を挙げて、こっちこっちと合図を送ります。撮られることが仕事のお嬢さんですから、その合図に向け笑顔を振りまいてくれます。」

真後ろさえ押さえておくと携帯でも素敵な画像が撮れるんですね。

でも人気チームのハイレベルなお嬢様たちはすぐにカメラだかりになりますので、深追いは厳禁です(笑)

そして、各チームのノベルティ。

ステッカーやクリアファイル、キーホルダー、エコバック?応援旗など、配布してくれる方に手を伸ばせばいくらでもいただけます。実際にピットウォークが終わるころには持ちきれないほどの品数になり、お子様やGTマニアにはたまらない記念品になると思います。

今回のグリッドウォークは予算の都合!?で無しにしました。


(画像は2017SUPER GTのグリッドウォークです)

実際にマシンがコースのスターティンググリッドに並んでレース開始の準備をする場面を間近で見ることができます。これはこれでマシンの室内やブレーキなどの細部も見れるのでメカ好きにはたまらない催しですね。

あとは、普段は入れないところまで行けてしまうので、メインストレートのSUGO看板下からの画像やダンロップアーチの画像なんかも撮影できます。

マニアとしては第一コーナー手前のブレーキ痕には胸キュンです。

300㎞超ですっ飛んできたマシンが、フルブレーキングの減速っ~!!!と想像しただけで興奮してきました。

お待たせ!SUGO GT300kmRACE 決勝!

さあ!決勝スタート!!!

ここからはどこのチームが何番で、どういったトラブルがあったとか、本当にマニアの話になってしまうので画像でお楽しみください。

21日の決勝日は雨予報が出ており、午前中はなんとか曇りでもっていたSUGOの空でしたが、レース開始直前の午後2時を前に雨が本降りとなってしまいました。そのためセーフティカーが先導となったスタートになってしまい、迫力ある第1コーナーへのサイドバイサイドの駆け引きに期待していた観客には物足りないスタートとなってしまいました。
雨のレースではタイヤ選択が重要になります。レインタイヤ(雨用)とスリックタイヤ(晴用)があり、その選択で勝敗を大きく左右するレースとなりました。
時間を追うごとに雨脚が強くなり、水しぶきをまき上げ疾走していくマシンたち。

コーナーの侵入はオーバースピードでコースからオーバーランしないように減速しなければいけません。

コーナーの立ち上がりは、アクセルオンで一気にパワースライドが始まってしまうほど路面状況が悪く、細心の注意でアクセルを踏まないと一気に挙動を乱してしまいます。

SUPER GT第7戦の決勝レースは、GT500クラスを制したのは「GT-R」でした。
日産勢は今季GT500初優勝で、昨シーズンからの連敗は何とか12でストップさせました。
私たかぎは日産派、さらにはGT-R党ですので応援した甲斐があったというものです。

3部作にわたるSUPER GT ROUND7 スポーツランドSUGO GT300kmRACEいかがでしたでしょうか。「そとあそび」とはちょっと違ったイメージと思われるかもしれませんが、十分なそとあそびだと思います。体力は使うわ、自然環境に左右されるわ、非日常的だわ、SUGOは山だわ(笑)、と先にも述べたようにおとなのそとあそびだと自信をもって申し上げます。

2019年SUPER GTシリーズ最終戦(第8戦)は、11月2~3日、栃木県のツインリンクもてぎで開催されます。最終戦となる決勝は、このGTシーズン最短の250km、そして全車ノーハンデ(原則)というハイスピードバトルが展開されますので見ごたえたっぷりですよ。

「GTおもしろそう、行ってみよ!」っと簡単にはいかないかもしれませんが、一度観戦してみれば車にちょっと興味のある方ならこの異次元の楽しさを感じていただけるはずです。この記事で興味を持っていただいた方、観戦できる方にお役に立てれば幸いです。

それでは次回レースの記事をお届けできるのは、翌春「SUPER 耐久」となりますのでお楽しみにお待ちいただければと思います。

最後に・・・
こんな華やかな舞台で2日間も高速バトル&爆音漬けになると妄想が膨らんできます。

生まれ変わったら、

レーシングドライバーにおれはなるっ!っと。

たかぎのホンネの独り言でした・・・あしからず。。。

プロフィール高木義信

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