SUPER GT ROUND7 スポーツランドSUGO GT300kmRACE 中編

SUPER GT ROUND7 スポーツランドSUGO GT300kmRACE

それでは「前編」に引き続き、中編をお楽しみください。

サーキットでの心構え

①まずはSUPER GTのような大きなレースには、予選と決勝がありますので連休を取る必要があります。ここは働き方改革の恩恵!?が必要かもしれません。
その上、会場のゲートオープンは早朝6時半くらいからなのでできるだけ早起きをしましょう。
次に当たり前ですがチケット代と駐車代が必要になります。
チケットにはいろいろな種類があります。(開催レースよって前後しますのでご注意を)
普通にレースを観戦するチケット→5000~6000円
上記+ピットウォークやグリッドウォーク→5000~6000円+6000~7000円
後はコントロールタワーに入ったりできるプレミアムなチケットもありますが、レースを純粋に楽しむのであればそこまでは必要ないでしょう?
(私たかぎはたまたまレース関係者に恵まれているため、スムーズにチケットを入手できるのでありがたいです)

そして駐車場。
一般駐車場は大体1台1000円くらいです。でもサーキットの外側になりますので目的の場所まではかなり遠いので注意です。
下手するとシャトルバスで移動しなくてはいけないくらい遠い駐車場もあります。
特別駐車場はサーキットの敷地内となるのですが、その代わり料金が高い!場所によっては万単位→お金で時間を買うようなものですね。
よってなるべく早く現地に着き駐車場の確保をすれば、そう歩く必要もないですし、渋滞の危険性も少なくなります。
(しかしSUGOの場合は、一般駐車場の一番近いところでさえもサーキットのメインまでは坂道1km前後はありますので油断できません)

②鼓膜を劈く爆音に慣れること
まずはここ重要です。車ってこんなに音がするのってくらいやかましいです。超爆音です。(ちびちゃんの耳には刺激が強すぎますので注意です)
公道でイキがっているノーヘルお兄ちゃんたちの空ぶかしなんて目じゃありません。あれの何倍ものエクゾーストノート!
そりゃそうです。カリカリにチューニングされたスペシャルエンジンを高回転でブン回しているのですから。
そしてアフターファイアー!(ミスファイヤリングシステム含む)
コーナーでの立ち上がり、減速時のシフトダウンの「バコッ~ン」とか「バコバコバコッ」という発砲音は慣れるとシビレてきますし、「撃たれたー」的要素満載です。
(拳銃の発砲音は実際に聞いたことがありませんが、父親がハンターな為、散弾銃の発砲音という意味でご理解ください)

③渋滞にはご注意を!
SUPER GTくらいのメジャーレースになると全国からモータースポーツファンがどっと押し寄せます。よっていたるところ渋滞が発生します。
渋滞といっても行き帰りの車両ラッシュは100%ですが、困るのがトイレ渋滞!この日は曇りからの雨模様で気温も低かったせいもありいつもより「近い」現象もあったのではと思います。
よって無駄な水分(BEER含む)を取らないようにしたり、早めのトイレ休憩を心掛け、渋滞具合も視野に入れておいたほうが賢明です。
でもSUGOの場合、実はいたるところにトイレがありますので、渋滞しない隠れトイレを知っている私のような人間は安心です。

④そしてお昼時の売店混雑
やはりお昼ごろになるとお腹がすくものです。これも体内時計ってやつですかね。売店から焼き鳥系のいい匂いがしてくるんです。
勿論、売店も混雑しますので、私たかぎ時間でいうと11時過ぎくらいには売店での買い物は済ませておくことがBESTだと思います。
焼きそばから焼き鳥、仙台名物牛たん、牛くし、はたまたピザーラなどの売店もありますのでそれはそれで一つの楽しみですね。

⑤サーキットの立地は必然的に「山」あいの場所が多いです。
このSUGOも山を切り開いたところにあります。
よって移動の際の坂道の勾配が半端ありません。そして1週何キロもあるサーキットなので面積も広大です。
考え方によってはちょっとしたハイキング並みの体力を使います。
よって実際に観戦翌日は筋肉痛の嵐です。

サーキットには絶対に持っていきたい必需品!

①雨具(防寒具も含め)
これは絶対に持っていきましょう。天気予報が晴れでも持参しておいて損はしません。
できればカッパというよりはレインコート(防水、透湿・防風)があれば、蒸れずに済みます。
そこで最強なのは、このサイト内ライターのYAMAさんも触れています「Gore-Tex」。
濡れないのは当たり前ですが、透湿ですので不快な蒸れも外に出て行ってくれます。
この「Gore-Tex」、水蒸気は通すのに、風は通らない・・・ちょっと何言ってるかわかりませんね。

②テントやレジャーチェアー
ファミリーでの観戦にはテントも必需品ですね。食事や休憩をとるとき、暑さ、寒さ、多少の雨風はしのげます。ちびちゃんの着替えなんかも考えるとあって損はしません。その上プライバシーも守られますから。
その代わりサーキットではテントを立てる場所は限られますので、できるだけ事前調査をしたうえで早起きをし、場所の確保をお勧めします。
そして本気でレースだけに集中する場合はレジャーチェアーでここぞというポジションの確保をお願いします。
名所のスタンドには腰かけられるよう観戦シートがありますが、言ってってしまえばただのベンチです。
長い時間座っていられるような作りではありませんので自前のイスは必要です。
そう考えるとテント派、チェアー派ともに馬の背、SPコーナーは過ごしやすいスポットかと思います。

③チケットホルダー、応援グッズ
大切なチケットを持ち歩く為にチケットホルダーも便利です。
特にピットウォークなどに参加するときはチケットのチェックが入りますので一目で確認してもらえるように準備しましょう!
私たかぎはNISSAN推しですので勿論これです。
そしてせっかくのSUPER GTの観戦ですから、一つくらいはGTグッズを身に着けたほうが雰囲気出ると思います。
私はSUPER GTのキャップを着用、つばには織戸選手のサイン入りです。

④一眼カメラ
これは必ずというわけではありませんが、迫力あるマシンを是非とも撮影してください。

⑤動きやすい服装 (スニーカーやリュック、ウェストバック)
先にも述べたように、レース観戦を楽しむためには自分の足で稼ぐことが重要になります。
サーキットといえどコース外周は山や土手と同じです。サンダルや革靴などではかなり無理が出てきますので履き慣れたスニーカーがベストです。
そしてできるだけ手に荷物を持たないほうが疲労しにくいので、リュックなどに必要最小限の手荷物を入れ移動されるのがベストです。

⑥アクティブな心
上にも述べたように、サーキットはほんとに広いです。
その上、コースは多様なシュチエーションで構成されていますので、できるだけ多くの場所で観戦されるとまた違った臨場感が味わえます。
よって、サーキットを1週回るくらいの心構えで観戦しましょう。
そして時間によっては選手や監督のトークショー、レースクィーンの撮影会など、いろいろな催しがありますので、本気で行ったり来たりしないと楽しめません。
レース前は各メーカーブースでの催し参加、レーススタートはメインスタンド前、第一コーナー、そのあとは各名所でのレース観戦をしていただくと満足度が高まるでしょう。

次回はSUPER GT ROUND7 スポーツランドSUGO GT300kmRACE 決勝 後篇 の模様をお届けいたします。

お楽しみに!

プロフィール高木義信

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  4. 個人的推しは、やっぱり「MAX 織戸」選手です。

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