カフェや飲食店に行って飲み物を注文する時、迷った末なんとなしに「じゃあブレンドで」ってとっさに注文しちゃうことありませんか?ブレンドコーヒーってなんとなく外さないだろ的な安心感がありますよね(笑)
今日はコーヒー豆を買う時や、お店に行った時にも美味しいコーヒーが飲めるようにブレンドコーヒーについて知っていきましょう!
もくじ
ブレンドコーヒーってそもそもなに?
ブレンドと言うのはその名の通り、2種類以上の品種の違ったコーヒー豆を混ぜたものの事をブレンドコーヒーと呼びます。
沢山あるコーヒー豆の中から、自分の好きなコーヒー豆を選んで調合。
これとこれのブレンドが正解!!なんてものはなく自分の嗜好に合わせて組み合わせは無限大。
なので、ブレンドコーヒーは
店ごとに混ぜている豆の種類も配合量も違うので同じ味だと思って「ブレンドで」と注文しても同じ味のコーヒーを楽しむことは出来ません。
ブレンドの目的って??
ご存じの通りコーヒーの豆には、たくさんの種類があります。
各品種でそれぞれ味や風味が違い個性があります。
そして、個性がある分単品では欠点も出てきます。
その単品の欠点を補い、味のバランスをとることブレンドの目的です。
ブレンドの基本
1. 原則として違う個性の豆を混ぜ合わせる
品種によって大まかな特徴が決まっているんですが、その中でも同じ特徴のものを混ぜるとクセが強く出てしまいます。
苦すぎたり、すっぱすぎたり。
2~3種類ぐらいの個性の違うものをブレンドしましょう。
2. 先ずは自分が好きな主になる豆を決める
1つ自分の好きな味わいのコーヒー豆を選ぶことで、正解がわからないまま適当にブレンドしてみても、自分の好みとかけ離れた味なってしまうことが起こりづらくなります。
3. 配合のバランスは??
配合率は主にしたコーヒー豆の品種をなるべく多い設定にしましょう!
6対4とか、5対3対2くらいにすると成功しやすいかと思います。
4. あまり種類の多いブレンドは意味がない
基本的に2、3種特徴のある豆を配合すればOKです。一般的にはは3種までがポピュラーでそれ以上は個性がケンカしてよくわからなくなってしまうかもしれません。
品種ごとの特徴まとめ
主観もありますが大まかなの風味の違いです。
焙煎の度合いによっても違ってきますので参考までに!
●酸味の強い豆
アラビアモカ、グアテマラ、キリマンジャロ、コロンビア、ハワイコナ、メキシコ、エルサルバドル(高地産)、ケニア、コスタリカ(高地産)
●苦味の強い豆
マンデリン、インド、ジャワ、ウガンダ
●甘味の多い豆
グァテマラ、コロンビア、ハイチ、メキシコ、ジャマイカ、ブルーマウンテン
●コクのある豆
ブルーマウンテン、グアテマラ、コロンビア、アラビアモカ、コスタリカ
●香気の高い豆
ブルーマウンテン、グアテマラ、コロンビア、アラビアモカ、ハワイコナ
と、まとめてみましたが見ての通りほとんど全部に当てはまってん
のあるじゃん!!という突っ込みが聞こえてきそうなので補足すると、
当てはまってる項目が多いほど、バランスが取れていてストレートで飲んでも飲みやすく、
当てはまってる項目が少ないほど、クセが強くストレートで飲む場合に好き嫌いが別れる。とも言えます。
いかがでしたでしょうか?
今までなんとなく外食の際に「ブレンドで」頼んでいた方も
コーヒー豆を購入する時、なんとなくストレートの豆を購入していた方も楽しみ方が変わるんではないでしょうか?
これからの皆さんのコーヒーライフが楽しくなりますように。