前回お話させて頂いたサイズの違いによるサーフボードの特性。
今回はその素材や特徴についてお話してみようと思います。
正直!ストレス無し!「XTR」素材は最強です。
そんな私が今使用してる板は「COLE Loose Cannon」(コール ルース キャノン)
Size:5’4×19×23/16(長さ162.6㎝×幅48.26cm×厚み5,56cm)
材質:XTR
サーフィンに携わる方であればこのサイズ表記でイメージが湧くかと思いますが、まず言える事は可愛いサイズ、、、。日本人男性平均身長の私の5~6cm小さい!
えっ!そうなると浮力なりバランスやばいんじゃないの?って思いになるかと思いますが、
この板のすごいところは、「XTR」という材質に秘密があるんです!
「XTR」と普段の生活では聞きなれない言葉ですが、この素材、、、水を全く吸わない!
軽い!そしてなにより耐久性がすご~い!!
開発元の「エポキシプロ」の説明だと従来のサーフボードの素材で今でも一番ポピュラーである「PU」(ウレタンフォームをポリエステル樹脂でコーティングしたもの)、それをさらにエポキシ樹脂やポリエスチレンなどで改良した「EPS」に比べて、10倍以上の密度を持ち合わせ、素材の安定感・フレックス・そして何よりも水を吸わないことによる寿命の長さが特徴とのこと。
私自身もPUの板は数多く渡り歩き、その都度板の経年による凹みや剥離、そして何より不意に起こる板のクラッシュなどでショップでのリペア、はたまたセルフリペアなど数々悩ませられました。※もちろん出費も!笑
その後、前相棒-ドであるEPSから現在の相棒-ドにたどりついた訳ですが、正直、、、ストレス無しです。
ただ、、、不思議と歴代の修理しながらも乗り続けた苦労も重さもある板のほうが愛着があると思うのも歳のせいか、、、。
ラストの一本!
今現在も航空宇宙産業やF-1カー産業でも使われる新素材が注目されるなど、目まぐるしく進化していくサーフボード。人それぞれの楽しみ方はありますが、スローサーフィンを掲げる私自身そろそろPU素材でレトロフィッシュのサーフボードに乗り換え検討中です。持っているだけで絵的にもかっこ良いですからね(笑)
ではまた、皆様が良い波に乗れますように!